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ご挨拶

附属佐々木研究所は、これまで長年にわたり、がん研究の分野で数々の優れた業績を上げてまいりました。佐々木隆興や吉田富三をはじめとする本研究所における功績は、学問的な理論にとどまらず、科学的な実証に基づいた研究という当研究所の伝統を築いてきました。この姿勢は、現在の研究成果にも色濃く受け継がれております。

私たちは今後も、がんを中心とする医学的に重要な課題に対して、真摯に取り組んでまいります。

当研究所の最終的な目標は、医学研究を通じて社会に貢献することです。基礎医学の知見を深めるだけでなく、これを附属の杏雲堂病院や湘南健診センターにおける臨床の知識と結びつけることで、他にはない独自の医療研究機関を目指しています。私たちは常に、「人の病気に寄り添う研究」を忘れずに取り組んでいます。

また、私たちの研究は、すぐに臨床で応用できる技術の開発だけを目的としているわけではありません。生命現象における本質的な課題を見極め、これに挑み続けることで、研究分野全体に新たな視点と価値をもたらすことを目指しています。

このような活動を通じて、社会の皆さまに希望を届けられる研究所となるよう、これからも努力してまいります。今後とも、温かいご支援とご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

 

公益財団法人佐々木研究所

附属佐々木研究所

所長

佐々木 敬

旧佐々木研究所建物(昭和13年~平成元年)
旧佐々木研究所建物(昭和13年~平成元年)
佐々木隆興と吉田富三(昭和27年撮影)

 

佐々木隆興と吉田富三(昭和27年撮影)